みなさんこんにちは!
ご覧いただきありがとうございます!
ところで私は30代のおじさんともお兄さんとも言えない絶妙な年齢です。生まれた頃らへんにバブルが崩壊して、就職もリーマンショックが影響し、災害もコロナも余すことなく体験するような年齢です。世間一般的にはあまりよろしくないようなことがずーっと起きている印象の世代と言っても良いのではないでしょうか。
しかしながら、そんな世代の私でもこの世代でよかったと思えることがあります。
それは、日本のエンタメコンテンツの発展をこの身をもって体験できたことです。
思い返せばゲームボーイ、スーファミ、64、プレステ、セガサターン、等々のハードに魅力的なソフトをリアルタイムで体験し、音楽も1990年代のJ-Pop最盛期、テレビもバブルの名残を感じながら今ではコンプライアンス上考えられないめちゃくちゃな番組もあったりと、当時はボケーっと見てましたが、思い返すと最高の時代を生きていたと思います。
そして、つい先日のことですが、コストコでいつものようにホットドッグを購入し、セットのドリンクバーでコーラを飲もうとした時のことです。日本のエンタメコンテンツの最高峰を思い出してしまったのです。
ペプシマンを。
ということで今回は知っているようで知らなかった懐かしいペプシマンについてアイツ今何してるんだろうと旧友を思い浮かべる思いで調べてみました。
そもそもペプシマンって誰?
ペプシマンは、コーラ飲料・ペプシのマスコットキャラクターであり、コンピュータグラフィックスを使った日本オリジナルのキャラクターである[1]。
公式設定ではNASAが研究していた謎の宇宙金属が意思を持って活動をはじめ、近くにいた研究員が飲んでいたペプシコーラと融合してペプシマンが誕生したとされる[1]。身長 190cm、体重 95kg[1]。
「ペプシマン」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』 2024年4月1日 (月) 23:55 UTCの版ペプシマン – Wikipedia
ペプシマンは『ペプシコーラ』の販促キャラクターとして誕生しました。『ペプシコーラ』自体はアメリカの商品ですが、日本ではサントリーが製造・販売を行っています。
そう、実は日本のキャラクターだったんですね。びっくり。あの感じから察するにゴリゴリアメリカンだと思っていました。そして190cmと思ったよりでかい。そしてそしてNASAとか設定があったんですね。元は人間だったとのことで、全身銀色のマッチョになるなんて罰ゲームですかね。
余談ですが、ペプシマンは初期は銀色のボディに赤いラインが入っていましたが、途中から青いラインに変わりました。赤い色でコーラといえばあの会社ですが、狙っていたんですかね。
全てはここから始まったペプシマンのCMとゲーム
・CM
ペプシマンと言えばやはりCM。とにかくこれをご覧いただければどんな悩みも全て解決します。
ペプシマンのCMは、1990年代後半から2000年代初頭にかけて、ペプシコーラの商品宣伝の一環として放映されていました。ペプシマンが様々なシチュエーションで登場し、ペプシの不足やトラブルを解決する。そして最後にコミカルなオチが付くというフォーマットになっています。もうBGMとか最高ですよね。見てくださいよ。この威圧感。存在感ありすぎて威圧感ですよ。実際に出てきたら子供も泣いちゃいますよ。インパクトを与えるには十分すぎる程のキャラクターでした。
・ゲーム
CMが人気を博し、1999年にPlayStation用ソフト「ペプシマン」が発売されました。ゲームは3つのコースに分かれていて、あらゆる障害物を回避しながらペプシマンがペプシコーラを回収していくといったシンプルな構成になっています。調べてみたところ、このゲームは日本で先行してリリースされ、その後北米や欧州などでも発売されたみたいです。イメージの逆輸入みたいな商品ですね。
このレトロゲー感がたまらないです。シンプルな構造ゆえに、高難易度でもあると感じる方もいらっしゃるようです。また、現在は入手困難なため、高額で取引されることが多いようです。さくっと調べてみたところ、万以上はするみたいですね。
グッズやフィギュアが社会的影響を与えた!?
ペプシマンの人気が出るとTシャツ、キーチェーン、ステッカー、フィギュアなどの様々な商品が展開されました。特典としても、バッグ、ウェア、時計に宇宙旅行なんてのもありました。
中でもペットボトルの蓋にペプシマンのフィギュアがついた「ボトルキャップ」は、社会的なブームになったと言っても過言ではありません。
実際、私も子ども頃に苦手な炭酸を我慢して飲んで、ペプシマンのフィギュアを集めていた記憶があります。ただ、整理整頓もできない子どもだったのでそのフィギュア達が今どこにあるかよくわかりません。
ペプシマンのボトルキャプは確認できる範囲で、
- 第1弾スポーツ&アクション編(全10種類)
- 第2弾フード&ペプシ編(全11種類)
- 第3弾 アクシデント編(15種類)
- 第4弾 パートI モンスター編(全17種類)
- 第4弾 パートII モンスター編(全9種類)
- 第5弾 ワークアウト編(全9種類)
合計71種類あります。
なお、モンスター編には色違いもあるので、それを含めるともう少し種類があると思います。
※公式の記載がなかったので、動画を確認したり、出品されている品物を確認したりして数をカウントしましたので、もしかしたら若干の誤差があるかもしれません。
このボトルキャップはその後、スターウォーズシリーズが展開されると驚異的な人気を博し、ペプシコーラの売上を押し上げることとなりました。
さらにその後、コカ・コーラ社もボトルキャップを展開する戦略も取る形となりました。このように考えると、ボトルキャップの先駆けであるペプシマンが社会的に影響与えた大きいと言えるでしょう。
現在、ペプシマンは存在する?
調べてみたところ、2024年時点では、公式には存在しません。広報戦略の変更により2000年代から登場しなくなったようです。あの銀色のボディが見れないのは悲しいですね。
しかし、調べていくうちに衝撃の事実が判明しました。
こちらです。
海外の方によってペプシマンのゲームがリメイクされていました!!!
こんなヌルヌル動くペプシマンを見ることができるとは、思いもよりませんでした。上のPS1と比較していただくとよくわかると思うのですが、キチンとリメイクされています。さらにダウンロードして遊ぶこともできるようです。
公式にはいなくなりましたが、ファンの力によって復活していました。海外の方にも愛されるほど、ペプシマンは世界に羽ばたいたんですね。まあ、元々海外っぽいキャラクターですが。
まとめ
2000年前後に登場したペプシマンは、社会的影響を与える程、インパクトのあるキャラクターです。さらに20年近くの時を経てもまだその存在感と威圧感を発揮していました。辛くなったらあの軽快なBGMを思い出してください。どこからともなくあのスーパーヒーローがやってくるはずです。
そして、ここまでご覧いただいた方はもうコーラと言えばコカではなくペプシを選んでしまうはずですよね。
ここまでご覧いただきありがとうございました。