海鞘(ほや)って何?実際に食べてみた感想や栄養価と美味しい食べ方を調べてみた

体験談

みなさんこんにちは!

ご覧いただきありがとうございます!

ある晴れた日のことです。せっせと労働に勤しむ私の隣で唐突に先輩が言いました。

先輩
先輩

海鞘(ほや)ってうめえよなあ。

ナコッタ
ナコッタ

ああ!海鞘(ほや)!!あれおいしいですよねー!!!(やっべえ!食ったことねえずら!!)

というわけで、話の辻褄を合わせるために緊急で海鞘(ほや)を食べてみました。名前しか知らなかったので、思いもよらぬところで人生初体験です。

実際に食べてみた感想と調べてみてわかった驚きの栄養価と美味しい調理法もついでに調べてみましたので、是非ご覧ください。

海鞘(ほや)って何?

こちらが海鞘(ほや)です。

率直に申し上げます。見た目グロ!!が私の第一印象です。こんなん手りゅう弾やんけ・・・

何者なのか早速ウィキペディア先生に聞いてみました。

ホヤ(海鞘、老海鼠、保夜)は、尾索動物亜門ホヤ綱に属する海産動物の総称。2000種以上が知られる。「海のパイナップル」とも呼ばれている。

ホヤ 最終更新 2024年3月3日 (日) 10:09 UTC ホヤ – Wikipedia

私は海鞘はナマコの仲間であると思っていましたが、調べてみたところ、海鞘(ほや)は海鞘(ほや)でした。ナマコでも貝でもなく海鞘(ほや)は海鞘(ほや)です。唯我独尊の生物なんですね。さらに興味深いことに海鞘(ほや)はホヤは 「尾索動物」 というグループに属し、我々「脊椎動物」に近しい存在であるそうです。親戚のおじさんみたいな感じなんですね。

さらに白って200種類あんねんってレベルで海鞘(ほや)は2000種類あるとのことですが、食用になるのは「マボヤ」「アカボヤ」の2種類しかないそうです。主に東北の三陸や北海道で水揚げされています。ですので、関東在住の私にとってはあまり身近な食べ物ではないですね。

海鞘(ほや)の味ってどんな味?

海鞘(ほや)は、人間が感じる基本的な5つの味(甘味、酸味、 塩味、 苦味、 うま味)を兼ね備えていると言われています。

実際に実食した感想としては、よくわからないです。笑

あえてこの5つの味に当てはめてランキング付けすると、

  • 1位 塩味
  • 2位 苦味
  • 3位 甘味
  • 4位 うま味
  • 5位 酸味

といった感じです。さらに度合いとしては、

塩味>>>>>>>>苦味>>>>甘味>うま味>>>>>~~∞~~>>>>>>>酸味

みたいな感じです。※個人の感想です。

食べたファーストインプレッションは、『海』です。海を食べているような海水風味を感じます。そしてぷりぷりコリコリした食感を楽しんだ後、下に苦味の余韻を感じます。しばらくすると甘味とうま味があったことに気が付きます。酸味は皆無です。とにかく塩味をびんびんに感じまして、それに諸々乗っかってくる感じです。

海鞘(ほや)の栄養価は?

海のミルクと呼ばれる牡蠣もそうですけど、海の〇〇ってつく食べ物って栄養価高そうですよね。というわけで調べてみました。

  1. タンパク質: ほやは高タンパクで低脂肪の食材です。タンパク質は筋肉や組織の修復、細胞の成長や代謝に必要な栄養素です。
  2. ビタミン類: ほやにはビタミンB群(特にビタミンB12)、ビタミンD、ビタミンEなどが含まれています。これらのビタミンは、エネルギー代謝、免疫機能の維持、骨の健康などに重要な役割を果たします。
  3. ミネラル: カルシウム、マグネシウム、リン、亜鉛などのミネラルも豊富に含まれています。特にカルシウムは、骨や歯の健康維持に不可欠であり、マグネシウムは筋肉や神経の正常な機能に必要です。
  4. オメガ-3脂肪酸: ほやにはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)といったオメガ-3脂肪酸が含まれています。これらの脂肪酸は、心臓の健康や脳機能の維持に役立ちます。
  5. 低カロリー: ほやは低カロリーでありながら、栄養価が高い食材です。そのため、ダイエット中でも安心して摂取することができます。

つまり、低カロリー高たんぱくで栄養価高めのドーピングみたいな食材であることがわかりました。効能だけ調べると海鞘(ほや)食べとけばめちゃくちゃ元気になるんじゃない?と思いますが、実際はバランスよく食事を心がけることが大事なんですよね。

海鞘(ほや)の美味しいレシピは?

海鞘(ほや)はもちろん生で食べることができる食材です。ちなみに私は刺身で食べたのですが、完全に酒が飲みたくなる味です。たぶんビールとか日本酒とかぐびぐびいけちゃう気がしました。どのような食べ方があるのかも調べてみました。

  1. 刺身 新鮮なほやを薄く切って、醤油やわさび、ポン酢などの調味料と一緒に食べるのが一般的です。ぷりぷりとした食感を存分に楽しむことができます。
  2. 寿司 握り寿司や巻き寿司のネタとしても人気があるようです。酢飯との相性も良く、さっぱりとした味わいが楽しめます。
  3. 天ぷら プリプリとした食感が、サクサクの衣と絶妙にマッチします。
  4. 酢の物 複雑な味をしている海鞘(ほや)とさっぱりとした酢との相性が抜群です。
  5. 塩辛 保存が効くため長く海鞘(ほや)を楽しむことができます。

代表的な例を挙げましたが、他にも炊き込みごはんや焼き海鞘(ほや)に始まり検索するとたくさんのアレンジレシピも出てきます。海鞘(ほや)の世界が広がりますね。

海鞘(ほや)のまとめ

見た目がえげつない海鞘(ほや)ですが、実際に食べて調べてみると無限に広がる世界を感じることができました。見た目で敬遠するにはもったいない食材です。

参考までに私は今回冷凍の海鞘(ほや)を頼みました。

実は住んでいる近くのスーパーにも売っていたのですが、海産物は鮮度が命だと思います。冷凍で産地から直送した商品の方が鮮度も良く癖なく食べられると思いましてこちらの商品を購入しました。といっても、海鞘(ほや)自体が癖のある食材ではあるとは思いますが笑

とにかくこれで会社の先輩には胸を張って海鞘(ほや)トークができるようになりました。次は近くのスーパーでも海鞘(ほや)を買って捌いて海鞘(ほや)レベルを上げていきたいと思います。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました