リフレッシュレートって何?

スマートフォンやテレビ、モニターを購入する際、何を気にしていますか?

価格、サイズ、発色、画素数、発色方式、消費電力、バッテリー持ち、保存容量、メモリ容量…比較できる点は多岐に渡ります。

その中でも、リフレッシュレートという言葉はご存知でしょうか?単位Hz(ヘルツ)で表示される、1秒間に何回画面が最新の状態に塗り替えられるかを示す値です。そう、画面がリフレッシュされるのです。

つまり、動画や画面スクロールしたときに、ヌルヌル動くものは、リフレッシュレートが高いと表現できます。

動画も静止画をコマ送りにしているものなので、コマ送りの回数が足りないと、動画として物足りないと感じることもあります。

例えば、リフレッシュレート90Hzと120Hzでは、1秒間に90回更新されるのと、120回更新される違いがあるので、30%効果が異なり、120Hzの方がより滑らかな動きを表現します。

極端な例で、リフレッシュレート1Hzのものがあったとすると、1秒間に1回しか更新されないので、少し早い紙芝居のような状態となります。

リフレッシュレートが低いからといって、問題ないこともあります。私は、60Hzのスマートフォンを使用していますが、動画やゲームで困ったことは一つもありません。

ただし、一度高リフレッシュレート品に慣れてしまうと、下げられなくなる気持ちもわかります。生活レベルを下げるのが難しいのと同じですよね。

動画コンテンツが多岐に渡る現代で、より閲覧する動画のクオリティを求めたい方は、リフレッシュレートの高い画面でご覧になると、臨場感や制作者のこだわりなども伝わってくるかもしれません。

画面スクロールの話も同様で、スマートフォンで画面をスクロールするときの、カクツキだったり、ブレを低減できるのが、高リフレッシュレート品になります。

画面サイズが限られているため、特にスマートフォンでの調べ物等はスクロールが必須です。その際の、ストレス軽減につながります。

リフレッシュレートが高い製品は、上位モデルに搭載されることが多いので、一緒に他の機能、例えば画素数や保存容量も良いものになりやすいです。そのため、価格が高くなりやすい傾向にあります。

逆に、リフレッシュレートが高いにも関わらず、安い値段で販売されていれば、掘り出し物のお宝と言っても過言ではない製品でしょう。

画面に関わる製品は全てリフレッシュレートが存在するので、画面の滑らかさを重視する方は、お店などでリフレッシュレートを訪ねてみてから購入の検討に入ってみても良いかもしれません。

今回は、リフレッシュレートという聞き慣れないながらも、非常に重要な項目についての簡単な基礎知識を記載しました。いかがでしたでしょうか。

もちろん、リフレッシュレートが全てではありませんので、購入する際は総合的判断が必要ですので、リフレッシュレートのみにとらわれないようにご注意ください。

ディン

理系出身、ガジェットとテニス好きのディンです。工学系の内容だったり、自身が体験した内容を綴ります。日々の何気ない気付きや雑学を大切にしています。

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