突然ですが、このブログをご覧になっている方の中で、直接脳内に話しかけられた経験のある方はいらっしゃいますか?
えぇ、私はあります。

起こったことをありのまま話しますぜ・・・ッ!!
ある日のことです。私が『東名高速の横浜町田IC』から高速に乗ろうとしたときのできごとです。
合流にさしかかる前のカーブを曲がっていると、突如女性の声で『この先、急カーブ』と聞こえてきました。
しかも、直接脳内に・・・
いやもうその表現が一番正しいと思うんですよ。外から聞こえているわけでもなく、車のスピーカーから流れているわけでもなく、耳元でささやかれているわけでもなく、直接脳内なんです。
ということで今回は、『東名高速の横浜町田IC』で起こる不思議な現象について調べてみました。
東名高速 横浜町田IC下りで聞こえるアナウンスの正体は指向性スピーカー
NEXCO中日本のニュースリリース(2020年2月5日付)によると、屋外型の指向性スピーカーを用いた注意喚起を行っているようです。
屋外型の指向性スピーカーを用いた『音声』による注意喚起システムの開発 ~高速道路では初の取組み~
屋外型の指向性スピーカーを用いた『音声』による注意喚起システムの開発 ~高速道路では初の取組み~ | ニュースリリース | プレスルーム | 企業情報 | 高速道路・高速情報はNEXCO 中日本 (c-nexco.co.jp)
そもそも、この横浜町田ICの下りは速度超過によるカーブへの衝突事故が多く、視覚的な事故対策を施していたようですが、効果的な対策には至っていなかったようです。
そこで、上記の記事に記載のあるように、指向性スピーカーを使っての注意喚起を行うようになったことが背景のようです。
効果はバツグンのようで、検証結果を見ると2019年8月の試行前後を比較すると、速度の低下、事故未発生の2点が確認されたようです。すごい!
正直、あの声が聞こえてきたらビビッて速度落とすのは間違いないと思いました。
この指向性スピーカーですが、音の拡散しないトンネル内では既に活用されいたそうです。
しかしながら、音の拡散を抑えた指向性スピーカーの開発したことで、屋外でも活用できるようになったようです。
今後も効果が一定以上確認できれば設置される場所が増えてくるかもしれません。
ウルトラソニックインパクト
突然技名を叫んだわけではありません。
この指向性スピーカーの技術をふんだんに用いた商品が開発されていました。
ウルトラソニックインパクト(USIMPACT)とは?
ウルトラソニックインパクト(USIMPACT)は、世界初の車両注意喚起超指向性スピーカーです。
放射された警告音が走行車両のボディに当たり、直接運転者の耳に届くため、高速催眠現象や居眠り運転、ながら運転による追突事故防止に効果的です。
また工事区間内に設置することで、効率的に注意喚起を行うこともできます。
原理的に指向性の高い超音波を使用し、障害物に当たらない限り放射方向以外では聞こえにくい設計をしているため、周辺環境への騒音が抑制されます。
ウルトラソニックインパクトは3種類あります。
・遊撃型
清掃作業などの日々の規制、短期間で終わる作業での使用を想定。
・ガードポスト型
大規模更新工事等の固定規制、路肩狭小場所での使用を想定。
・簡易車載型
移動を伴う作業や後尾警戒での使用を想定。
機動性がある商品もあるので、様々な場所で見かける機会が増えそうですね。
指向性スピーカーとはどのようスピーカー?
それでは指向性スピーカーがどのような仕組みになっているかを見ていきましょう。
パラメトリック・スピーカーは、超音波を使うことで鋭い指向性を持たせることができる音響システムである。特定の狭い範囲にいる人に選択的に音を流すことができるため、様々な応用が期待される。
パラメトリック・スピーカー – Wikipedia(最終更新 2023年10月24日 (火) 03:07 UTC)
指向性スピーカー=パラメトリック・スピーカーです。
ざっくりいうと、特定の方向に音を飛ばすスピーカーです。
通常のスピーカーは、正面方向に向かって音が広がって届くのですが、指向性スピーカーの場合は直線で音が飛んでいくイメージですね。まさにレーザービーム。
指向性スピーカーの中でも『超指向性スピーカー』というものは、とても限定的に音を飛ばすことができ、特定の人にだけ音を聞かせるということもできるようです。
自分には聞こえるのに、他の人には聞こえない。まさに、直接脳内現象ですね。
ちなみに家庭用でも超指向性スピーカーは存在するみたいです。
これ、ちょっと試してみたいですね。
直接脳内に話しかけられたい人は高速道路に行こう!!
以上が横浜町田ICで起きた不思議なできごとの調査報告です。

調べてみたら日本の技術革新にたどり着いた感じですね。
実際に超指向性スピーカーを体験してみれば、直接脳内に話しかけられる感覚がわかると思います。
なお、調べてみた範疇では、主に高速道路での活用がほとんどでした。
また、「横浜町田IC」でのアナウンスが流れには、
・下り車線
・車両速度が30km/h以下の場合には、音声を停止。
・注意喚起の音声が流れる時間帯は8~18時。
の条件があるようです。
いずれにしても、安全運転を心がけていきましょう!
ご覧いただきありがとうございました!